杜の蔵「槽汲み」2018BY | |
メールマガジンでほんのり紹介しましたが、ピチピチの新酒を買い付けに行って参ります。 造り手は、久留米市三潴町の杜の蔵さん。米の品種や酵母の違う6種類の純米大吟醸、純米吟醸の中からいくつかチョイス。フレッシュさの残るうちに販売するという概要です。 買付日は前もって決まっており、3年前のその日は大雪の中行われました。天気がいいと電車で最寄り駅からすぐ着くんですが、大学入試のシーズンですので天候も体調も荒れがち。その大雪の日など、普段駅から徒歩5分もかからない道のりが慣れない雪道となってしまったので、15分以上かかりました。 蔵に行って風邪をお土産にいただいて来ることもしばしば。要は万難乗り越え、命がけでセレクトして参ります。 さて、参考までに去年選んできた酒を下に列挙しておきます。4種類選んだが、1種類は店頭で売り切れちゃったので3種類のご案内でした。 新酒がお好きならば是非味わっていただきたいものです。 |
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杜の蔵 槽汲み純米大吟醸 無濾過生原酒 第9号仕込み山田錦 720ml |
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杜の蔵 槽汲み純米 無濾過生原酒 第11号仕込み夢一献 720ml 第11号仕込 夢一献 純米無濾過原酒 720ml このお酒は、初の試みの福岡県生まれの酵母「ふくおか夢酵母2号」で醸してあります。 吟醸香は控えめ。醸造過程で、ほどよくリンゴ酸が生成されており、ほろ苦い後味を残しつつ爽やかな味わいを表現してあります。 よく「ワインのような清酒」と形容されますが、このお酒は北イタリアの軽快なピノグリージョに近い輪郭を感じさせます。 |
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杜の蔵 槽汲み純米無濾過生原酒 第13号仕込み夢一献 720ml 今年の新たな試みで、7号酵母で夢一献を醸してあります。この酵母の分離に成功したのはの長野、真澄さん。戦後間もない頃の話です。 11号の夢一献とはまるで違う表情がありました。しぼりたての新酒なのに、ほどよく酸が乗っておりふくよかさを感じさせます。これにガスがまとわりつくので、(※わかりやすくするためのなイメージです)乳酸系の炭酸飲料を口に含むような複雑さがありました。 |
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