イタリア半島のつま先、つまりシチリア島に一番近い州です。 イタリアワインを扱っていると、いつの間にか地名や州名などの情報は記憶されて、行ったこともないのに知ってるつもりになることもありますがそれらはワインで有名な地名でしかないということです。 カンパーニャのタウラジが南イタリアの「バローロ」だと思い込んでいましたが、それはワイン法上の共通点があるだけで、別のサイトではこの「チロ」が南イタリアの「バローロ」である。と評してありました。 東海岸(イオニア海沿岸)のDOCチロ・ロッソ。ガリオッポ種単一で醸しテロワールを表現してあります。 歴史が長いだけに、これがガリオッポの味わいと断定はできませんが、ピノノワールやネッビオーロのような、繊細かつ複雑な味わいがあります。 ややオレンジがかったガーネットがあり、光に透かすとやや濁りを感じます。 家禽系の香りやチェリーのフレーバーがあり、相対するように品のいい果実感とミネラル感がある、確かに鰹出汁を思い浮かばせる。 このワインに出会ったのは、インポーターの展示会でしてブルゴーニュワインなどと並べてあり、一番味わいが近かったのは、とある生産者のクロ・ド・ヴージョでした。※個人的な感想です。 |
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生産国: |
イタリア |
地方: |
カラブリア州 |
地区: |
クロトーネ県 |
村: |
チロ |
種類: |
果実酒 |
分類: |
赤ワイン |
タイプ: |
ミディアムボディ |
ヴィンテージ: |
2016 ※ヴィンテージは変動する場合があります。ご指定がある場合はこちらからお問い合わせください。
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生産者: |
カタルド・カラブレッタ・ヴィティコルトーレ |
等級: |
DOCチロ・ロッソ・クラシコ |
原料品種: |
ガリオッポ |
容量: |
750ml |