「クラシカルなナパ」をカベルネソーヴィニヨン99%というセパージュで表現してあります。その情報だけで、ラトゥールが1万円くらいだった90年代前後のマッチョなボルドーを思い浮かべたくなりますね。 ナパAVAのヨントヴィル地区にある畑を主体にオークヴィル地区、ラザフォード地区の畑で採れた果実を優しく醸しています。中にはオーパスワンの畑から道を隔てて南隣にあたる畑もあり、期待値は自ずと高くなりますが、それを裏切らない充実感のあるワイン。 瓶底よりも、ショルダーが広い「いかり肩」のボトルが風格を出しています。 濃いルビーレッド、グラスを揺らすと高い粘性を視覚で確認できます。樽由来のココアやシガーの香り、黒スグリ、スミレ、ストロベリージャムのニュアンスが鼻腔をくすぐり、複雑でまろやかなフルボディの味わいが口中に広がります。アフターに野菜の青っぽい香りがあり、クラレットの魅力を余すところなく表現してあるように思えます。 |
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生産国: |
アメリカ |
地方: |
カリフォルニア州 |
地区: |
ナパヴァレー |
種類: |
果実酒 |
分類: |
赤ワイン |
タイプ: |
フルボディ |
ヴィンテージ: |
2019 |
生産者: |
ナパハイランズ |
等級: |
AVAナパヴァレー |
原料品種: |
カベルネソーヴィニヨン99% その他ボルドーブレンド1% |
容量: |
750ml |