久しぶりに入荷、ポイヤックの2級ワインです。 このクラスになるとオン(オフ)ヴィンテージ関係なく楽しめると思いますので安く調達した方が賢明かと思います。 ヴィンテージチャートはブドウの作柄と飲み頃を示したもので「うまい」「まずい」を示したものではありません。 価格の高いオールドを探す際は役に立つ資料ですが、誤解も多いようですね。 例えば04ボルドーはハズレ年とか・・ (WA誌によると2000年以降ボルドーでは80点以下は見当たらない) 近年のボルドーワインの着目点として重要なのはチャートよりも、醸造家や醸造コンサルティングが何年にどういう設備投資をしたかという点ではないでしょうか。 その年の気候も大切ですが、ブドウ畑の灌漑や醸造タンクの様子、熟成方法の方が直接的に味わいに影響があると思います。 ピション・バロンは1987年保険でお馴染みのAXAが買収し、ジャン・ミッシェル・カズ(ランシュバージュ当主)が「ウルトラ・モダン」の醸造施設を新設。 これが功を奏し、批評家や市場での評価が上がり価格も上昇傾向です・・ ステンレス発酵後フレンチオークで熟成。 (ステンレスタンクを使用すると雑菌の繁殖を抑えられ、ワインの品質は安定する。) お向かいのピション・ラランドに差をつけられていましたが、近年は挽回の兆しが見えます |
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生産国: |
フランス |
地方: |
ボルドー |
地区: |
メドック |
村: |
ポイヤック |
種類: |
果実酒 |
分類: |
赤ワイン |
タイプ: |
フルボディ |
ヴィンテージ: |
2011 |
生産者: |
シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン |
等級: |
メドックCC第2級 |
原料品種: |
カベルネソーヴィニヨン82% メルロ18% |
容量: |
750ml |